ユーロはユーロッパ16カ国に流通する通貨で、1999年に導入されました。
外国為替市場では、USドルとユーロの取引がもっとも規模の大きい取引です。
ユーロが導入される以前、ヨーロッパの主要通貨はイギリスのポンドとドイツのマルクでした。
現在もユーロ相場はドイツ経済の動向に大きく左右されています。
ユーロ導入当初はユーロ安傾向でしたが、2000年以降ユーロ高になり、中国や産油国がドルに次ぐ第二の通貨として、ユーロを投資の対象としたため、世界経済における、その存在は大きなものとなって行きました。
2008年の世界同時不況以降ではユーロ安の傾向にあります。
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ユーロ圏の金融政策を決定するのは欧州中央銀行=ECBです。欧州中央銀行の第一の目的は、ユーロ圏における物価の安定でありインフレーション率を押さえることであるとされています。
また、欧州中央銀行は欧州の政策金利を決定します。
欧州およびドイツの消費者物価指数などの物価指数系の指標が欧州の政策金利の動向を見極めるための、重要な指標です。
欧州の政策金利が発表されると、欧州中央銀行総裁(2003年よりジャン=クロード・トリシェ)の記者会見が行われ、この会見の内容も大きな注目を集めます。
■ユーロ/円の動きの特徴
外国為替相場の取引はすべて、対ドルの取引として行われます。
ユーロ/円の取引はユーロ/ドルの取引とドル/円の取引の合成として行われます。
われわれ個人投資家が、ユーロ/円の取引をする時は、FX会社に直接ユーロ/円の注文を出すので、ユーロ/ドルとドル/円の合成であることを特に意識する必要はありません。
ですが、ユーロ/円の動きは、ユーロ/ドルの動きとドル/円の両方の影響を受けていることを意識しておく必要があります。
そして、ユーロ/円の動きの原因が、ユーロ/ドルによるものか、ドル/円によるものか、それとも、その両方か、を見極めることが大切です。
と言って、特に難しいことではなく、
ユーロ/ドルとユーロ/円が動いて、ドル/円が動いてなければユーロ/ドルの影響で動いているとわかります。
ドル/円とユーロ/円が動いて、ユーロ/ドルが動いてなければドル/円の影響で動いているとわかります。
■ユーロを動かす経済指標、要因
欧州中央銀行(ECB)政策金利
GDP(ドイツ)
ZEW景況感調査
IFO景気動向(ドイツ)
消費者物価指数(ドイツ)
鉱工業生産(ドイツ)
欧州中央銀行総裁の発言
欧州中央銀行議事録

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