ポンドはイギリスの通貨です。
USドルが世界の基軸通貨となる以前はポンドが国際的な決済通貨として流通していました。
外国為替市場では、現在、USドル、ユーロ、円に次ぐ規模の取引が行われています。
ポンドの動きはイギリスの、経済力、政治力、軍事力を背景にした国力を反映しています。
また、経済圏がユーロ圏に近いことから、ユーロの動きに連動する傾向があります。
2008年の世界同時不況以降ではポンド安の傾向にあります。
イギリスの政策金利は中央銀行であるイングランド銀行=BOEが決定します。
イギリスの政策金利が発表されると、イングランド銀行の金融政策委員会=MPCの議事録が発表され、その時の利上げや利下げの決定が何人の委員の賛成でなされたかが発表されます。
この議事録がイギリスの政策金利の動向を見極める材料として、大きな注目をあつめます。
また、イギリスは政策金利が先進国の中では高く、FXでは、スワップ金利狙いの通貨として、また、値動きが大きいことから、短期トレードの対象として人気があります。
■ポンド/円の動きの特徴
ポンドは値動きが大きいのが特徴です。
長期的にも短期的にも、ユーロの動きと連動しますが、ユーロの動きを増幅したような動きのイメージでしょうか。
また、イギリスの経済指標や政策金利が発表されると独自に大きく動く傾向があります。
外国為替相場の取引はすべて、対ドルの取引としてなされます。
ですから、ポンド/円の取引はポンド/ドルの取引とドル/円の取引の合成として行われます。
われわれ個人投資家が、ポンド/円の取引をする時は、FX会社に直接ポンド/円の注文を出すので、ポンド/ドルとドル/円の合成であることを特に意識する必要はありません。
ですが、ポンド/円の動きは、ポンド/ドルの動きとドル/円の両方の影響を受けていることを意識しておく必要はあるでしょう。
そして、ポンド/円の動きの原因が、ポンド/ドルによるものか、ドル/円によるものか、それとも、その両方か、を見極める必要があります。
と言って、特に難しいことではなく、
ポンド/ドルとポンド/円が動いて、ドル/円が動いてなければポンド/ドルの影響で動いているとわかります。
ドル/円とポンド/円が動いて、ポンド/ドルが動いてなければドル/円の影響で動いているとわかります。
■ポンドを動かす経済指標、要因
イングランド銀行(BOE)政策金利
GDP
消費者物価指数
失業率
小売売上高
鉱工業生産
ネーションワイド住宅価格
金融政策委員会(MPC)議事録

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