FXは自己資金の何倍もの取引が可能であるため、想定される損失金額に見あった金額の資金を証拠金としてFX会社に預けます。
そして、損失が証拠金の額に近づいた時にFX会社によって取引を終了させることをロスカットといいます。
ロスカットはFX会社によって強制的に行われます。
もし、ロスカットが行われた後で相場が元に戻ったとき、あなたは悔しい思いをするかもしれませし、ロスカットの制度を理不尽なものと思うかもしれません。
しかし、あなたに損失が出たとき、相場が元に戻るかもしれませんが、損失がさらに膨らむ可能性も考えられます。
ですから、損失が一定の額に達したときに損切り(損失のあるポジションを決済すること)するロスカットがあるために、あなたの損失は証拠金以上に膨らむことがないのです。
ロスカットの仕組みはFX会社にも、取引を行う人にとっても安全装置であるといえるわけです。
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では、具体例を見てみましょう。
A社のロスカットラインは25%だとします。
(つまり、損失が75%でロスカットされます)
今、1ドル=100円で、証拠金10万円、で
10,000ドル買ったとします。レバレッジ10倍です。
1ドル=100円 10,000 x 100 = 100万円
1ドル=95円になった 10,000 x 95 = 95万円
95万円 - 100万円 = 損失 5万円(証拠金の50%)
1ドル=92円50銭になった 10,000 x 92.5 = 92万5千円
92万5千円 - 100万円 = 損失 7万5千円(証拠金の75%)
1ドル=92円50銭より下がった時点でロスカットされます。
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また、ロスカットの額に達する前にFX会社があなたに、損失が膨らみつつありますよ、と警告を行います。
これをマージンコールといいます。
マージンコールがかかった場合、
・証拠金を追加する
・ポジションの一部を決済する
のどちらかを行って、証拠金の維持率を保ちます。
ロスカット、マージンコールが安全装置であると頭でわかっても、証拠金の追加を求められたり強制的に損切りさせられるのは気持ちのいいものではありません。
不愉快です。
頭にきます。
ですから、大切なことはロスカットやマージンコールにに合わないだけの余裕のある取引を行うことです。
つまり余裕のあるレバレッジで取引すること、そして、自分のトレードのルールをはっきり決めて、ロスカットされる前にポジションを決済するオーダーを(ストップロス・オーダー)を事前に出しておくことが非常に大切になってきます。
以上、ロスカットとマージンコールの説明をしましたが、マージンコール・ロスカットのルールも割合もFX会社によって異なります。
とにかく
自分の資金を守るための二段階の安全装置がある、
と理解していただければ結構だと思います。
ロスカットのないFX会社はありませんが、マージンコールがないFX会社もありますので、あなたが、口座を開設したFX会社のルールをよく調べておく必要があります。

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