FXで外国通貨は保有すると、金利がつきます。
これをスワップ金利といいます。
代表的な組み合わせは円と高金利通貨です。
例えば、豪ドル/円の買い、つまり、豪ドルを買って円を売る売買をおこなうと、そのポジションを保有している間、毎日、保有量に応じた金利が支払われます。
ここで、注意しなければいけないのは、スワップ金利はマイナスに
なることもあるということです。
先ほどの例で言えば、豪ドル/円の売りポジションを持つと毎日マイナスのスワップ金利が付き、毎日スワップ金利分の額が差し引かれていきます。
スワップ金利は額としてはごくわずかですので、中短期的な取引ではそれほど気にする必要はありませんが、長期的には充分考慮する必要があります。
とくにスワップ金利獲得を目的とした投資では、スワップ金利のプラス、マイナスはもちろんですが、スワップ金利がつく仕組みを理解しておく必要があります。
それは、スワップ金利は、保有する通貨ペアの2つの国の政策金利の差であるということです。
先ほどの例では、日本の政策金利とオーストラリアの政策金利の差が3.15%であることから、ほぼ、それに近いスワップ金利がついています。(2009年3月現在)
各国の政策金利はその国の経済政策によって変化しますので、今すぐ日本とオーストラリアの政策金利の差が逆転して、いままでプラスだったスワップ金利がマイナスになるわけではありませんが、長期的にその差が縮まって、有利な投資先でなくなるかもしれません。
例えば、アメリカの政策金利は、2008年の世界同時不況の前は5.25%ありましたが、現在は0.25%で、日本との金利差が0.15%しかなく、スワップ金利もほとんどないか、FX会社によってはマイナスになっているところがあります。(2009年3月現在)
大切なことは、長期トレードでもスワップ金利を目的とするのか、売買差益を目的とするのか、戦略を明確にすることです。
また、長期トレードの場合、レバレッジはできるだけ低く、5倍までに抑え、売買も長期的な展望にたって、分割して行うことが重要です。
■FX会社によるスワップ金利の違い
スワップ金利は政策金利の差であると、上に書きましたが、正確に書くと、日々の短期金利からFX会社ごとの方式で計算されます。
ですから、FX会社によって、同じ、豪ドル/円のスワップ金利でも違いが出てきます。
スワップ金利狙いの投資は長期トレードになることが多いので少しでもスワップ金利が高いFX会社を選ぶ必要があります。
そして、重要なのは、FX会社の信用です。
資本金が大きく、完全信託保全をしており、社会的に信用のある会社を選ぶことをおすすめします。
今まで、実際に倒産したFX会社もありますし、特に長期トレードではFX会社選びは慎重に行ったほうが良いでしょう。

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