市場の分析手法は大きく分けて、二つあります。
テクニカル分析とファンダメンタル分析です。
■テクニカル分析
テクニカル分析は市場の動きを、相場の値そのものだけで分析します。
分析されるのは、一定の時間内での数値です。
分析手法としては、
ローソク足
平均線
MACD
ADX
ストキャスティクス
一目均衡表
などがあります。
これらは、普通、チャートソフトといわれるコンピュータプログラムによって分析し表示されます。
チャートソフトはFXの口座を開設したFX会社が、無料で提供してくれます。
また、口座を開設しなくても、バーチャルFXといわれる、実際の為替の値動きをもとにしたFXのシミュレーションゲームですと、簡単な登録だけでチャートソフトを試すことができます。
また、YahooやInforseekといった大きなポータルサイトは、FXをはじめとした金融情報を発信しており、そこでもチャートソフトによるテクニカル分析を行うことができます。
■ファンダメンタル分析
外国為替相場を動かす経済的な状況を分析する手法です。
外国為替相場を動かす要素として、
各国の政策金利、国民総生産・貿易収支などの国力、
株式相場、債権相場、商品相場、
各国が発表する経済指標、
輸入会社・輸出会社の為替手当(実需といわれるもの)
ヘッジファンド・機関投資家の投資・投機(投機筋といわれるもの)
などが上げられます。
グローバル経済といわれる現在の世界の経済状況は、コンピューターネットワークの発達で、あらゆる経済動向がお互いに影響しあい、ダイナミックな動きを作り出しています。
昨今の世界同時不況といわれる状況を見てもわかりますように、世界のあらゆる経済動向が、お互いに、密接に、そして瞬時に影響を与え合っています。
FX(外貨国為替市場)のファンダメンタル分析の場合は、USドルとその他の通貨の関係を考えますので、アメリカ経済の分析がすべての基礎となります。
そして、アメリカ一国の経済分析ではなく、常に、アメリカとその他の国との比較で考えなければいけません。
例えば、アメリカ経済と日本経済はどちらが強いか、アメリカ経済と欧州経済はどちらが強いか、というように常に相対的な比較が重要になってきます。
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テクニカル分析とファンダメンタル分析は、どちらか一方の手法だけ使うということはなく、どちらの分析も必要なのですが、一般的には、トレードの時間単位が短いほどテクニカル分析の手法が中心になり、トレードの時間単位が長いほど、ファンダメンタル分析の要素が大きくなります。
また、スキャルピングといわれる超短期の取引では、各国の経済指標が発表された瞬間の値動きを狙って利益を上げる手法もあります。
長期トレードと短期トレードを参照してください。
また、長期トレードでも、「相場はすべてを織り込んでいる」という考え方から、ファンダメンタル分析を意図的にまったく行わない手法も存在します。

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